Stable Diffusion web UI v1.10.0 リリース 生成速度は上がるのか?!

Signal Flag "Z"
1 Aug 202408:25

TLDRステーブルディフュージョンのWEB UI v1.10.0がリリースされ、性能の改善や新しいサンプラー、スケジューラーの追加が行われました。ただし、画像生成速度に関しては、前バージョンと比較して大きな変化は見られません。特に、生成の前後処理の時間が影響しているようです。また、NVIDIAのGPUで新しい設定が追加され、16ビット精度での生成が改善されましたが、速度向上は限定的です。総じて、内部的な改善は多いものの、実際の画像生成には大きな変化がないと報告されています。

Takeaways

  • 🆕 Stable Diffusion web UIのバージョン1.10.0がリリースされ、多くのパフォーマンスの改善が行われました。
  • 🔄 ステーブルディフュージョン3がサポートされ、SD3の禁止が解除されました。
  • 💰 スタビリティAI社は資金調達に成功し、新しいCEOも任命されました。
  • 📜 利用規約が厳しくなり、規約違反は厳しく対応されるとされています。
  • 🚫 シ隊はライセンス契約をせず、生成サービスでSD3を提供しないと決定しました。
  • 🔧 新しいスケジューラーが追加され、UIでの使いやすさが向上しました。
  • 🎨 新しいサンプラーが追加され、数学的により良い画像が出るようになったとされています。
  • 🖥️ パフォーマンスの改善は無駄な処理を省き、バグも修正されています。
  • 🌐 LinuxやMacでの動作が改善され、環境に依存しないようになっています。
  • 🔄 画像生成の速度が向上したかどうかは明確ではありませんが、細かい改善が多数あります。
  • 🔧 新しい設定オプションが追加され、環境に合わせた適切な設定が重要になりました。

Q & A

  • Stable Diffusion web UIのバージョン1.10.0のリリースで何が改善されましたか?

    -バージョン1.10.0では多くのパフォーマンスの改善がされ、ステーブルディフュージョン3もサポートされました。

  • スタビリティAI社は最近どのような資金調達の成功を遂げましたか?

    -スタビリティAI社は最近の資金調達に成功し、新たなCEOも任命されました。収益が100万ドル未満であれば自由に使うことができます。

  • 利用規約が厳しくなっていると感じる理由は何ですか?

    -規約違反と判断された場合、利用者が様々な問題に直面することが予想されるため、利用規約は厳しくなっていると思われます。

  • SD3の禁止が解除された背景には何がありますか?

    -スタビリティAI社の資金調達の成功と新しいCEOの任命が、SD3の禁止が解除された背景にあると思われます。

  • 新しいスケジューラーがどのような機能を追加しましたか?

    -新しいスケジューラーはKLオプティマルで使うオプションが追加され、画像生成中にモニターがスリープしないようにする設定も追加されています。

  • パフォーマンスの改善はどのように行われましたか?

    -パフォーマンスの改善は無駄な処理を省き、バグの修正を通じて行われています。LinuxやMacでの動作も改善されています。

  • 画像生成の速度が早くなっているかどうかを確認する方法は何ですか?

    -ベンチマークを取ることで、以前のバージョンと比較して画像生成の速度が早くなっているかどうかを確認できます。

  • VAデコードの潜在空間の画像を人が見える形へ変換するタイミングで何が起こっているのか?

    -VAデコードの潜在空間の画像を人が見える形へ変換するタイミングでは、クーダの使用率が100%に達する場合がありますが、これは正常な動作の一部です。

  • 16ビット精度と32ビット精度の違いは何ですか?

    -16ビット精度は処理が速くメモリーも少ないですが、32ビット精度では画像の精度が高くなります。NVIDIAのGPUではBフロート16を使用することで16ビットでも広い数値の表現範囲を得られます。

  • ステーブルディフュージョンWEB UIのバージョン1.10のアップデートで画像生成の速度はどのように変化しましたか?

    -バージョン1.10のアップデートでは画像生成の速度はほとんど変わらず、細かい部分が少し荒くなることがあるものの、全体的な改善は感じられません。

Outlines

00:00

🚀 Signal Fuse Z: Version 1.10 Release Highlights

The video discusses the release of Signal Fuse Z's Subdivision Diffusion WEBUI version 1.10, focusing on performance improvements and the support for Stable Diffusion 3. The video mentions the lifting of the SD3 ban in the community and the company's recent financial success, which allows free use of the software under certain revenue conditions. It also covers changes to the terms of service, suggesting they have become stricter. The video then shifts to discuss the decision of the company to not offer licenses for SD3 but to provide it as a service. New features in the software include an improved scheduler, the ability to use features from the Conf UI in SDWEBUI, and an increase in samplers, which are claimed to produce better images mathematically. The video also touches on the inability to definitively say if the images have improved or worsened due to the lack of a 'copy machine' and the subjective nature of image quality.

05:01

🔍 Benchmarking Version 1.10: Performance and Image Generation

The second paragraph delves into the practical aspects of using Signal Fuse Z's version 1.10, particularly focusing on performance and image generation. The video creator shares their experience with the software's new features, such as the scheduler and options to prevent the monitor from sleeping during image generation. They note that the performance improvements seem to stem from eliminating unnecessary processing. Despite numerous bug fixes and enhancements to make the software run more smoothly on Linux and Mac, the video creator was unable to obtain reliable benchmark results due to various factors, including potential issues with CUDA and the processing time after image generation. They also discuss the differences in settings between versions and the impact of these settings on image generation quality and speed. The video concludes with a brief mention of the potential benefits of using the new scheduler and the importance of keeping up with software updates to avoid incorrect settings.

Mindmap

Keywords

💡Stable Diffusion web UI v1.10.0

これは、Stable Diffusionのバージョン1.10.0のウェブUIリリースに関するキーワードです。このアップデートでは多くのパフォーマンスの改善が行われ、Stable Diffusion 3のサポートが追加されました。また、T5テキストモデルのサポートも新たに加えられました。このリリースでは、多くのバグ修正と新しい機能が含まれています。

💡パフォーマンス改善

パフォーマンス改善は、ソフトウェアやシステムの速度や効率を高める変更を指します。このキーワードは、Stable Diffusion web UI v1.10.0のリリースで行われた改善を指しており、処理速度の向上や不要な処理の省減などが含まれます。

💡サポート

このコンテキストでは、Stable Diffusion 3やT5テキストモデルに対するサポートが追加されたことを指します。これにより、ユーザーはより多様な機能を利用できるようになりました。

💡バグの修正

バグの修正とは、ソフトウェアの不具合を解決する作業を指します。Stable Diffusion web UI v1.10.0では、以前のバージョンに存在的问题やエラーが修正され、より安定した動作が実現されています。

💡新機能

新機能とは、ソフトウェアの新しい能力や機能を追加することを指します。このリリースでは、新しいスケジューラーやサンプラーが追加され、ユーザーはより柔軟な操作が可能になりました。

💡T5テキストモデル

T5テキストモデルは、自然言語処理に使用されるディープラーニングモデルです。Stable Diffusion web UI v1.10.0では、このモデルを利用してテキストから画像を生成する機能が提供されています。

💡スケジューラー

スケジューラーは、Stable Diffusionの画像生成プロセスを制御するアルゴリズムです。新しいバージョンでは、複数の新しいスケジューラーが追加され、生成プロセスをより細かく調整できるようになりました。

💡サンプラー

サンプラーは、画像生成プロセスで使用されるノイズから画像を生成する方法を定義します。新しいバージョンでは、新しいサンプラーが追加され、より多様な画像生成が可能になりました。

💡利用規約

利用規約は、ソフトウェアまたはサービスを使用する際に守るべきルールや条件のセットです。Stable Diffusion web UI v1.10.0では、利用規約が更新され、より厳格な条件が設けられています。

💡GPUドライバー

GPUドライバーは、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)をコンピュータと通信させるソフトウェアです。Stable Diffusion web UI v1.10.0では、常に最新版のGPUドライバーを使用することが推奨されており、パフォーマンス向上に寄与しています。

Highlights

Stable Diffusion web UI v1.10.0がリリースされました。

多くのパフォーマンスの改善がされました。

ステーブルディフュージョン3もサポートされました。

スタビリティAI社は資金調達に成功し、新たなCEOも任命されました。

利用規約が厳しくなり、規約違反は大変な影響があると思われます。

新しいスケジューラーが追加され、使いやすさが向上。

新しいサンプラーも増え、数学的により良い画像が出るように。

画像生成の速度が早くなっているかは不明。

新しいバージョン1.10ではバッチ処理の間に時間が長くなったような気がします。

VAデコードの精度設定が32ビットから16ビットに変更されています。

NVIDIAのGPUでは16ビットでもBフロート16を使用する選択肢があります。

画像生成の前処理と後処理の時間が影響が大きいと感じる。

タブローエンコーダーを使用すると画像生成が劇的に早くなります。

バージョン1.10では内部的な改善は数多くされていますが、大きな変化はない。

画像生成速度の比較では、ほとんど変わらず、少し早くなっている程度。

新しいスケジューラーの追加以外では、大きな違いは感じられません。

設定の項目を見直す時期が来ているかもしれない。